避妊薬トリキュラーとニキビ治療

避妊薬トリキュラーとニキビを気にする女性のイラスト

低用量ピルで有名なトリキュラーを服用後に避妊効果の他にニキビが治ったなどの噂話がありますが、本当にトリキュラーでニキビの治療が可能なのでしょうか?その真相を追求したいと思います。

トリキュラーで本当にニキビが治る?

ニキビというと10代の女性の大きな悩みでもあります。顔に出来ない様に生活に気を付け、出来てしまうと髪の毛や化粧で隠したり薬を塗って治そうとしたりするのに必死になります。
しかし10代で出来るニキビの多くはホルモンバランスの乱れから出来るということを知っているでしょうか。
女性は12歳前後になると初潮を迎え、毎月来る生理に悩まされます。
しかし初潮から約5年ほどは生理の周期も安定しにくく、生理の周期が乱れやすい人もいると思います。
これが大人ならばストレスや生活環境などの影響と考えることも出来ますが、10代の若い女性だとホルモンバランスが安定しないことが考えられるのです。
ホルモンバランスが乱れると生理の周期だけでなく肌の調子も悪くなるのですが、ニキビもその1つの症状と言えます。
トリキュラーは女性本来持つホルモンバランスに近づけた薬の配合になっているので、ホルモンバランスが整いやすいとされています。
つまりホルモンバランスが乱れやすい10代の女性がトリキュラーを服用すればホルモンバランスが整いやすく、そうなると肌の調子も整い、ニキビも治ることにも繋がります。
また生理痛や生理に関する諸症状はやはりホルモンバランスが乱れやすい10代ほど酷くなりやすいです。
歳を取って生理に関する諸症状が軽くなった人は、痛さなどに鈍感になったのではなく、ホルモンバランスが整ってきたからだと考えられます。その様な症状の改善にもトリキュラーは活躍するのです。
日本では避妊が目的や子宮の治療で使用されるのが主要なトリキュラーですが、他にも効果はあるのでニキビや生理諸症状に悩む10代の女性にもぜひ知って欲しい低用量ピルの1つなのです。

トリキュラーの成分と効果

トリキュラーは、卵胞ホルモン(エスチルエストラジオール)と黄体ホルモン(レボノルゲストレル)が配合されていて、この2種類の女性ホルモンの働きによって妊娠を防ぐことができます。
トリキュラーに含まれているのエスチルエストラジオールの配合量はずっと一定ですが、レボノルゲストレルの配合量は日にちによって変化するようになっています。
そのため、女性の自然なホルモンバランスに近づけることができているため、不正出血が起こりづらくなっていたり、摂取するホルモンの量を減らすことができています。
避妊効果は他の経口避妊薬と同じく、ほぼ完全な避妊を行うことができます。
トリキュラーの効果は、排卵を促すホルモンの分泌を抑えるため、卵巣にある卵胞が成熟しません。
そのため排卵が起こらなくなります。
また、受精卵が着床するための子宮内膜が厚くしない効果もあります。生理痛が酷い人は子宮内膜が厚く、その中に含まれているプロスタグランジンが子宮の収縮を引き起こすのですが、トリキュラーを服用することによって生理痛の軽減にも効果があります。
さらに子宮頚管の粘膜の粘度が強くなるため、精子が子宮に入りづらくなります。これら3つの効果により、妊娠を防ぐことができます。
また、トリキュラーの服用は避妊以外にも効果があり、生理痛の軽減や生理不順、月経過多などの治療にも使われています。
トリキュラーの服用にはデメリットもあります。薬の中のレボノルゲストレルの配合量が一定量はないため、必ず薬の服用順を守らなければなりません。
飲み忘れることにより妊娠率が9%になるというデータもあるため、確実な避妊をしたければ、トリキュラーの服用を習慣づけるようにしましょう。

トリキュラー服用と副作用まとめ

トリキュラーには、21錠タイプのトリキュラー21と28錠タイプのトリキュラー28の2種類あります。
トリキュラー28は、成分のないプラセボ錠が7錠入っています。
服用方法は、生理初日から、1日1錠を毎日同じ時間に服用します。
21錠タイプでは、21日間飲んだ後、7日間服用を休んで、次のシートに移ります。
28錠タイプは、1シート飲み終えたら、引き続き次のシートを飲み始めます。
トリキュラーは3相性ピルで、成分が3段階に変化しています。赤褐色が6錠、白色が5錠、淡黄褐色が10錠で、28錠タイプにはさらに大きい白色のプラセボ錠が7錠ついています。
シートに番号が記載されているので、順番を間違わないように注意が必要です。
トリキュラーの副作用として報告されているのは、不正出血、乳房痛、頭痛、吐き気、嘔吐などです。飲み始めに、何らかの不快な症状を感じるケースは多いものの、通常は2シート目、3シート目と進むにつれて症状がなくなります。
これは、ホルモンの変化に身体が慣れたからだと考えられますが、副作用が強い場合や、いつまでも続く場合には、医師に相談して別のタイプの低用量ピルに切り替えるとよいでしょう。
この他、重大な副作用として血栓症があります。血栓症は、血液の塊ができて血流が妨げられる病気で、重篤になると命に関わることもあります。
ただし、発生は非常にまれで、処方前に医師の診断を受けることで、リスクはかなり取り除くことができます。継続して服用する場合には、定期的に検診や血圧測定を受けるようにしましょう。
また、万が一、手足の急激なしびれや痛み、激しい頭痛、胸の痛みなどの症状があれば服用を中止して医師の診断を受けてください。

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